小さい頃、テレビで茶色く濁った川の水で生活する発展途上国の人々を見たことが今の仕事につながり、2008年から浄水器の製造を行っています。海外では、井戸水の浄水や、洪水による断水時の飲料水提供などの実績があります。
　南海トラフ大地震に備え、国内・県内への普及を図るべく、性能に磨きをかけてきました。携帯型、海水処理ができるもの、川や海など水源地までの自走機能を備えたもの、消防車に直結できるものなどを開発し、現在15アイテムに上ります。
　浄水器は、前処理で不純物を除いた水に60kgの圧力をかけて逆浸透膜を通してろ過し、紫外線殺菌して飲料水にします。発電機、自走用キャタピラ、ディーゼルエンジンなど、創意工夫によりコンパクトにまとめました。災害時に必ず役立つ、確実な品質を実現しています。