東日本大震災において被災された方から、被災時に一番必要なものは「お湯」であると伺いました。お湯があれば赤ちゃんのミルクをつくることができ、体を拭くこともできるため、電気やガスなどが途絶えた状況においては、如何にお湯を供給できるかがカギとのことです。
　このような話を受け、弊社の薪ストーブの製造ノウハウを活かし、災害時にも役立つものができないかと考え出来上がった製品が「スマートロケット」です。
　工具不用で、どなたでも組み立てができるため、いざというときにすぐ使用できます。また、構造に工夫を施しており、少々長い端材や枯れ木でも燃料として使え、少量の燃料でも短時間で高温に達することから、簡単に使用することができます。
　この製品は、災害時だけでなく、キャンプ場における調理など、アウトドアの楽しみとしてご活用いただくお客様も多くいらっしゃいます。灰の処理も簡単であることから、キャンプ場でも自然を汚さずに楽しむことができます。「普段の楽しみ」と「防災」を両立した製品として、多くの皆様にご活用いただきたいと考えています。
　
薪ストーブ専門店　おのストーブ
　小野　正敦
　小野　直美