昭和４７年に商社として創業し、６１年に製造メーカーへ転身。以来、災害復旧現場で役立つ様々な計測機器を開発してきました。製品を設置する際に、社員も現場へ向かうので被害状況を目の当たりにします。その経験が「《防災》の機器メーカーになりたい」という社内意識へ自然に繋がりました。当社は「新しい市場の開拓」という大きな目標を持って、新事業室を設置、構想から丸２年をかけ、インターネットを活用した水位・雨量計測器を開発しました。従来の技術では対応できない分野への挑戦でしたが、ベテラン社員が筆頭となって取り組み、低コストでリアルタイムな情報を得られる機器が完成。導入実績も伸びておち、防災製品の重要性が認識され始めたと嬉しく思います。

株式会社オサシ・テクノス　矢野　真妃